ニュースリリース
企業情報
ゲイリー・エー・ロウ氏、オートアライアンスインターナショナルの社長兼CEOに就任
マツダ株式会社とフォードモーターコーポレーションは本日、ミシガン州フラットロック市にあるマツダとフォードの合弁生産工場、オートアライアンスインターナショナル, Inc.(AAI)の社長兼CEOにゲイリー・エー・ロウ氏が就任することを発表した。
これまでロウ氏はフォードアジア大洋州・アフリカオペレーションズの製造事業部長を担当してきた。AAIへの就任は2005年5月1日付となる。なお、これまでAAIの社長兼CEOであったフィリップ・ジー・スペンダー氏は、フォードと長安汽車グループの合弁会社で中国に拠点を置く長安フォードの社長兼CEOに就任する。
ロウ氏は、マツダとフォードの合弁事業であり、Mazda6とフォードマスタングの生産を行っているAAIでのすべての統括責任をとることになる。
1986年フォードに入社後、ロウ氏は、オーストラリアのジーロンスタンピング工場の工場長を経て、1998年9月から2001年6月にかけてオーストラリアにあるフォードのブロードメドウズ工場にて工場長に就任。製造と経営における幅広い経験をAAIでの新しい任務に生かしていく。
「ロウ氏には製造領域での幅広い経験とフォードとマツダでのすばらしい実績があり、歓迎している」と、マツダの代表取締役副社長でAAIの取締役会長のジョン・ジー・パーカー氏は語っている。さらに「AAIはマツダとフォード両社にとって北米での中心を担う重要な生産拠点であり、マツダとフォードのパートナーシップの成功を象徴しているものである」と加えた。
パーカー氏は、「この異動では、スペンダー氏が中国での新しい生産拠点へ赴き、引き続きフォードとマツダのために力を尽くしてくれることになり、あらゆる関係者にとって頼もしい限りである。AAIでの社長兼CEO就任期間中、大いに手腕を振るってくれたので、引き続き新しい任地でも活躍されるだろう」と語っている。 |